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特集 浄土ヶ浜に行ってみよう!第4回


宮古市の見どころや食べ処、遊びどころをご案内する「とっておき宮古」。

今回は、『さぐらやま』とも称される『臼木山』をご紹介します。 



季節移ろう臼木山

臼木山は、浄土ヶ浜の背後に位置し、県立水産科学館に隣接する市有林です。
宮古港が見え、早春にはマンサクや白いコブシの花が咲いて春を告げ、4月中旬にはかわいらしいカタクリの紫色の花が群生します。
                   

また、4月中旬から5月中旬には、100種類の桜が次々と満開を迎え臼木山の春を彩るため、地元では「さぐらやま」と呼ばれ、親しまれています。
特に見ごたえのあるのが、70種類以上の八重桜。花の形、色、大きさ、咲き方、香り…品種ごとに様々で、見る人を飽きさせません。
ソメイヨシノからは少し遅れて、5月頃に優雅に咲き誇ります。

 兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)

 石川県兼六園にあった原木は現在は枯損してありませんが、佐野藤右衛門氏らの手によって増殖されたものが現在、各地に植えられています。花は菊咲きで段咲きとなります。 
真ん中に赤い部分が残っているのが特徴的です。

 

蘭蘭(ランラン)

 =ハクラン×アマヤドリの交配

ハクランとアマヤドリの交配の結果、作出された品種です。
上野動物園のパンダ(ランラン)の死を悼み、松前市の子ども達によって名づけられました。
樹形は傘状、花弁の外側の色が濃いですがほとんど白色です。

普賢象(フゲンゾウ)

京都市上京区千本閻魔堂にあったといわれ、室町時代から知られる桜です。
普賢象とは、二本ある葉化した雌しべが、まるで普賢菩薩が象(象の牙)に乗っているように見えることから名がついたといわれています。





御衣黄(ギョイコウ)

荒川堤にあったとされ、花が淡緑色の珍しい品種です。花弁に葉緑体が多く含まれるため、このように鮮やかな緑色になるのだそうです。満開時に花の中心が、紅色に変化したり紅色の線があらわれるのが特徴です。
 




 

紅色が付いてきた御衣黄。
 咲き始めとは、また一味違う花です。









5月になると、14種類のツツジやシャクナゲなども開花し、いっそうにぎやかになります。

   

歴史を感じる臼木山

近代日本海戦史に残る『宮古港海戦』。

戊辰戦争真っ最中の1869(明治2)年3月、箱館(現在の函館)の五稜郭にこもり、独自の政権を樹立しようとした旧幕府軍の一党を討伐するため、新政府軍は品川から軍用船4隻を出動させ、食糧補給のために宮古港へ入港しました。
旧幕府軍はそれを迎撃するため箱館から3隻の軍艦を出発させますが、途中の嵐や機関故障のために、宮古港に突入できたのはわずか1隻。
それでも果敢に戦いを挑みますが、ガットリング機関銃の応戦にあい、たった30分で敗北しました。

その後五稜郭は落城し、旧幕府軍の敗北に終わったのでした。


宮古市内には、その壮絶な戦いの記憶を伝える碑が建っています。
そのひとつが、臼木山頂上付近に建てられている『宮古港海戦解説碑』です。



こちらが臼木山に建てられた『宮古港海戦解説碑』です。レリーフには、土方歳三、東郷平八郎の写真も刻まれています。

この宮古港が壮絶な戦いの場となった事実が記されています。



 



解説碑から少し奥に行った東屋からは、戦場となった宮古港を望むことができます。

故人たちが何を想いここで戦ったのか、宮古港を眺めながら想いを馳せてみるのも、いいかもしれません。








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宮古市日立浜町
第1駐車場 乗用車94台、バス18台
第2駐車場 乗用車128台
第3駐車場 乗用車136台
トイレ(冬期休業)
東屋